CROSS ROAD
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平和とは何か。

カンボジア南西部のタイ国境付近、タサエン村にはいまだ多くの地雷が地中に眠っている。そして、その地雷と戦う若者達はデマイナーと呼ばれ、灼熱のカンボジアの大地をかき分け、掘り起こしながら、一つ一つその両手で地雷を取り除いていく。

一見、「なんてことない」地雷処理活動に写る。

しかし、彼らは親達の世代が埋めた地雷に立ち向かっているのである。
内戦、地雷という負の歴史に、まさにその手を触れながら、彼ら若い世代は何を思うのだろうか。また、親達も黙って見ているわけではない。内戦時代の派閥を超えて、一つのカンボジア国民として処理活動に励んでいる。

地雷原に住む彼らは、口を大きく開けて笑いながらこう言う。
「平和だ。幸せだ」と。
矛盾を超えて強く結びつく、彼らの一挙手一投足に注目してほしい。

Cambodia カンボジア day1/day2

武井 裕亮
慶應義塾大学3年
こんにちは。監督の武井裕亮です。僕らがこの映画をつくり始めてから、いくつもの季節が過ぎました。その季節を越える度にこの映画に協力して頂ける方が少しずつ増え、その仲間との絆も深まっていきました。やる気だけで始まったこのプロジェクト、実は途中何度も挫けそうになりました。投げ出してしまいそうになりました。それでも、今日まで続けてこれたのは支えてくれた仲間、そして応援して頂けた皆様のおかげだと思っています。この映画のテーマは「CROSS ROAD」、つまり人生の道が重なり合い、寄り添い合うことです。カンボジアの地雷原に住む村人達は、地雷や内戦の傷という大きな障害に、寄り添いあうことで立ち向かっています。前ばかり見て挫けそうになっているとき、自分の利益ばかりを求めてしまっている時、ふと横に目をやって仲間や友達の存在に気づくきっかけになるような映画になっていれば幸いです。是非、ご来場ください。